維新派のひとですか?

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松本雄吉さん追悼上映会の楽日に間に合った。
見たいのは沢山あったけれど、会期が夜勤バイトの繁忙期と丸かぶりで。
見れたのは『蜃気楼劇場』。1991年、維新派の1公演ができるまでのドキュメンタリー作品。規模は違えど、見慣れた光景。何もなかった場所に数日で忽然と舞台が出来上がり、芝居が終わると何事もなかったかのように元通りになる。タイトルの《蜃気楼》はまさに!だね。私もそれに惹かれて別の劇団にくっついて行った者だから。
狭い上映会場には維新派のポスターが沢山貼ってあったけど、『なつかしの風』はもちろん(?)なかった。

芝居(かなー?)で舞台に立ったのは、後にも先にも一度(2日間)だけ。これに町蔵くんも出てたのでした。
写真のは私が京都書院に置いてあったのをもらってきたチラシ(藤原カムイ先生・画)で、その日帰ったら《もりうむらじ》から電話があり「芝居に出ーへん?カムイさんのポスターあげるから!」って。ううむ。ふたつ返事だったのだろうな?参加することになった。ポスターに釣られて・・・
当時、彼女(もりう)が所属していた劇団(「維新派」ではない)がこの企画に参加していて、とり急ぎ《大阪造形センターのカラビンカ》と云うところに集合だと云う。そこで初めて会った松本雄吉さんに「維新派のひとですか?」と訊かれたのが、最初で最後の会話だった。もちろん、「違います。」と云うた筈。当時、《維新派》のことは知ってたけど見に行ったことはなく、そんなことを訊かれて、全員が把握できないほど劇団員がよーさんいてるんやなぁ~?と想ったっけ。
唯一だから、何も忘れられない。このイヴェントに関わった時のなにもかも。初日、稽古の時には誰もいなかったところに当日はお客がびっちり座ってて動けず、のっけから固まってしまったことも。稽古中、喫煙用のカンカラがひとつで、ウチらが一服してるときに町蔵くんもやってきて、目の前のその顔がとても綺麗だったことも。打ち上げのときに出演者の馬(まー)さんのお母さんが漬けたと云う(ニンニクがものすっごく強烈な)キムチを生まれて初めて食べて、《キムチは食べられないモノ》とインプットされたことも。・・・とても書ききれないあれもこれも。私にはタイトル通りに、その思い出が『なつかしの風』になったのでした。
でねっ、何度もどっかで云ってるけどね、カムイさんのポスター…もらってないから!

頗る懐かしい気持ちでいっぱいになって会場を出たら、もう暗い。夜は忘年会だったけど、少し時間がある。思えば、久しぶりの渋谷。ヒカリエで何か展示を見ないといけなかった気がして向かう。
おぉ!ツリーだ!12月やったね!やること多過ぎて失念してたよ。(その日は12月4日だったが。)
8階展示会場で「あぁっっ!」。『三国志』----っっっ!!諸葛亮孔明様ーーーーっっ(*´ω`*)LOVE
川本喜八郎さんがご健在のときにも一度、銀座で同じ人形に対面している♪当時はお礼のハガキに孔明がプリントしてあって狂喜したわね~♪

今はもう会えないひとが残したもの・こと。
それを忘れない私。
出会いに感謝するしかない。


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